子育て

子育てから逃げ出したい・母親やめたい:その根本にあったもの

本当に子育てが辛かった時期

3人の子育てをしているおかんです。

上の2人は5歳3歳で、1年半違いの年子です。

今でこそ、子どもたちと楽しく過ごせているものの、長男が赤ちゃんだった頃、次男が生まれて2人の母になった頃はとても辛かったのです。

泣き声がずっと続くとイライラして、思わず「うるさい」と言ってしまったり、いつか手をあげてしまうんじゃないか、そんな風に怖くなった日もあります。

1歳0歳の年子育児に疲れ果てて、旦那が帰ってくると、私が泣いているという日も多々ありました。

望んだ年子だったのに、検索する言葉は「母親 やめたい」「子育て 辛い」「子育て しんどい」「子育て いつ楽になる」などなど負のワードだらけでした。

でも、まわりには気づかれないように、楽しく子育てしてる母親の部分だけを切り取って見せていました。

そんな誰にも話せなかった辛かった時期の話を書いていきたいと思います。

同じように「子育てが辛い」ってお母さんがいたら、自分だけじゃないんだなと少しでも気持ちが楽になればと思います。

育児の何が辛かった?

夜泣き

長男次男はどちらも夜泣きが酷かったです。

2人揃って、夜中に泣き出しては泣き止まないなんてことも。

お願いだから、寝てくれと心の中で思ってました。

一般的にいう手のかかる子

どちらも本当によく泣くわ、声は大きいわ、癇癪はすごいわ、と手のかかる子でした。

癇癪も「かわいい」と思える余裕なんてなくて、もうお手上げ。

気が済むまで泣かせて落ち着いたら話そうと思うのですが、大きな泣き声にどうしてもイライラしてしまう、、、。

言葉の通じない子どもと24時間一緒

言葉が通じなくて当然なのですが、気軽に話せる大人がいないということが辛かったです。

私と子どもだけ社会から取り残されてしまったような気持ちでした。

自由な旦那

付き合ってる頃は気にならなかった旦那の趣味も、妊娠してからは気になるようになってしまいました。

つわりで瀕死の状態なのに、「付き合いだから〜」と飲みに出かけて、朝帰りする旦那。

初めての育児で、手抜きすら分からなくて、辛いのに「今日バスケだから」と休みのたびに出かけていく旦那。

仕事を頑張ってくれているから、息抜きも必要だと思う反面、「なんで辛いのにわかってくれないんだろう」「なんで旦那だけ自由なんだろう」と思っていました。

なんでも「これは?」効いてくる旦那

私だって初めての育児にも関わらず、「熱だけど病院行かなくていいの?」「これはどうしたらいいの?」と全てを聞いてくることにイライラしてました。

「私だって初めてで分からないから、調べてるんだけど!少しくらい自分で調べてみてよ!」とキレてしまったことがあります。

息抜きなんて一時的。解決にはならない

本音はこう思ってました。

確かに、息抜きは必要です。

少し1人の時間がとれたあとは、我が子も尚更かわいいし、穏やかでいられるのです。

でも、それって一時的なものじゃないですか?

1人の時間でリフレッシュしても、日常に戻るとイライラしてしまうのです。

子育ての本やブログには「辛くなったら、旦那に子どもを見ててもらって、1人の時間を」と書いてあったりするけれど、それじゃ私のモヤモヤは解決しなかったのです。

根本は「孤独」と「旦那との育児の熱量の違い」

私の場合は「孤独」と「旦那との育児の熱量の違い」でした。

でも、これは今になったからわかること。当時はわかりませんでした。

1人で出かけて息抜きするよりも、不在がちな旦那に一緒に育児をしてほしかった。

「泣き止まなくて大変」そう話せる相手がほしかった。

お手伝い感覚じゃなくて、同じくらいの責任感で子どもを見てほしかった。

2人の子どもなのに、私がお世話するのが当たり前と思っている旦那に不満があった。

これが育児が辛いと思っていた時に、根本にあった私の気持ちです。

解決した方法

とことん話す

喧嘩にもなりました。

若かったこともあり、辛いと思ったことをぶつけては喧嘩して仲直りを繰り返しました。

お互いに嫌な思いもしましたし、喧嘩が発展して離婚届を持ってきたこともありました。

ですが、そうやって時間を重ねていくうちに、だんだんと夫婦での子育てのあり方が出来上がりました。

旦那も子育てに当事者として関わってくれるようになりました。

上の子が会話ができるようになって楽になった

これは子どもの成長とともに楽になったということなのですが、長男次男と会話が成り立つようになってから、ぐーんと楽になりました。

また違った悩みも出てきますが、長男5歳、次男3歳(もうすぐ4歳)、長女9ヶ月の今は1人目2人目の時のような孤独感はありません。

お母さんの孤独に気をつけて

当時の私は、人と話すのは好きですが、HSPがゆえにいろいろが気になりすぎて、逆に疲れてしまい、なかなか人と繋がることができませんでした。

まず、子どもの支度も自分の支度も、全部済ませて出かけるのって大変ですよね。

子育て広場に行って、ママ友を作るのもよし。

実家や旦那さん友人、気兼ねなく話せる相手に頼るのもよし。

私と同じように人と繋がりたいのに疲れてしまうという人は、ネットで同じように子育てを頑張ってるお母さんと繋がるのもよし。です。

「1人じゃないんだ」そう思えると、きっと子育てするお母さんの心に、ほっと余裕が生まれるんじゃないかなと思います。