うつ病

「3人目だから大丈夫」なんてない!

やってきた産後うつ

リラックスして迎えた3人目の出産。

ちなみに3人とも帝王切開です。

初の女の子ということもあり、帝王切開日をドキドキで迎えました。

まさかの麻酔がうまく効かない、痛みで気を失うといったトラブルがありましたが、無事に生まれた娘を見て、ほっと胸を撫で下ろしました。

ですが、この出産の約10日後、

私がいたのは精神科の閉鎖病棟でした。

※ここからうつ病の記録になります。

とても重い内容なので、辛くなってしまいそうな方は注意してください。

始まりは「眠れない」

うつの始まりは「眠れない」ことからでした。

娘を新生児室でみていてもらっても眠れない。

今まで、よく寝るタイプだった私が全く寝られなくなりました。

「産後でまだ興奮しているからかな?」

「家に帰ったら安心して眠れるか」

と、なんとか早めに退院するも、家でも眠れません。

ベッドで横になろうが、目を閉じようが、

何をしてもとにかく「眠れない」

出産7日後、出産した病院へ駆け込む

眠れない日が続いたあと、いてもたってもいられず出産した病院に電話をします。

これはおかしい、このままだとダメだと自分で思ったからなのですが、話した内容は覚えていません。「死にたいです」と言ったのは覚えてます。

「今すぐきてください」と診ていただき、

  • 次の日の精神科の紹介状
  • 1日分の睡眠薬
  • 乳児院の電話番号(すぐに預かってもらえるよう連絡もしてくださいました)

をもらって、その日は実家に帰りました。

が、やっぱりいてもたってもいられないのです。

「焦燥感」でどうにもならなかったのです。

夜の9時前、やっぱりダメだと乳児院に電話。

病院の方が昼間に伝えておいてくれたおかげで「今から来てもらって大丈夫」と。

両親に上の子2人を預けて、旦那と乳児院に向かいます。

この子のために買った哺乳瓶、ミルク、おむつを持って。

女の子だからと選んだ可愛らしいピンクのおしゃぶりとおくるみも持って。

夜9時近いにも関わらず、笑顔で迎えてくださったスタッフさん。

娘には「ごめんねごめんね」としか言えず。

乳児院の方に「突然でごめんなさい、娘をよろしくお願いします」を伝え、泣きながら預けてきました。